医系大への羅針盤 医歯薬進学

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Close Up《未来の医療人をつくる場》

  • Closeup_02
  • 2020.01.10
  • 非常に細かい知識が問われる生物時事的なテーマもフォローする
  • 高橋 靖 講師(生物科)

     

    「教科書先生はいない」という一会塾。山口代表をはじめ、大手予備校で全科目の講師採用試験を担ってきた採用担当が、厳しい目で講師を選別する。「つまらない授業は出だしの3分でわかる」「良い授業は生徒の体が揺れない」。経験と実績から導き出した独自のポリシーに基づいて、少数精鋭のドリームチームをつくりあげている。学業はもとより、生徒のやる気やモチベーションまで高める「伸ばす授業」の講師陣とは。

     

    非常に細かい知識が問われる生物時事的なテーマもフォローする

    生物学は受験科目の中でも医学に最も近く、入学後に直接的に生かせます。ただ、最近の医学部入試では、思考力を問う問題が難関国立大に偏り、他では、非常に細かい知識を問う問題が中心になっています。対策は「暗記」であり、高得点を狙うなら相当な準備が必要です。問題も広範囲に及び、高校の教科書では全く足りません。これでもか、これでもかと知識を問われる傾向にあるため、私は独自のプリントを作って、生徒の知識の補充に努めています。
     

    それから、なるべく図を描いて写してもらう工夫をしています。手を動かして文字ではなく立体図で覚えると、知識が有機的になり、記述や口述問題の際に応用が利くからです。
    また、医学部受験生の多くは、植物より動物に興味を持ち、植物は差が付きやすい分野となっています。進化系統や生態学なども後回しにされがちなので、そのあたりの知識補充にも力を入れます。

     

    入試には時事的な問題も出ます。iPS細胞もノーベル賞を取る前から出題されていましたし、大学の担当教授が自身の専門分野について出題することもあります。研究が進めば知見が書き換えられるので、生物学のトレンドは3年ほどで去ってしまいます。生徒が最新論文を追いかけるのは難しいでしょうから、そこは我々がフォローするようにしています。
    一会塾は少人数のため、生徒たちの志望校を把握して、直前期にはできるだけリクエストに応えるようにしています。記述問題は一人では伸びないので、できるだけ添削します。こうした小規模ならではの取り組みのためか、合格発表の際は、私が大手予備校で教えていた頃以上の成果に、毎年驚かされています。

     


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