医系大への羅針盤 医歯薬進学

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学校紹介

  • school10-04-01
  • 2017.10.03
  • 日本歯科大学
  • 世界最大の規模を誇る歯科大学 創立100有余年、わが国歯科界の源流として

     

    明治40年(1907)、中原市五郎が公私立歯科医学校指定規則に基づくわが国最初の歯科医学校を創立した。日本歯科大学の誕生である。

    当時、歯科医療は黎明期にあり、「学・技両全にして人格高尚なる歯科医師の養成」を目標に、歯・顎・口腔の医学を教導し、学・術・道を兼ね備えた歯科医師を輩出しようと尽力してきた。

    以来、私学として創立者の「自主独立」という建学の精神を継承し、平成18年(2006)に創立100周年を迎えた。この歴史と伝統は、日本歯科大学がわが国“歯科界の源流”といわれる由縁である。

    日本歯科大学は、現在、歯科医学の総合大学として、東京と新潟の両キャンパスに2つの大学院、2つの歯学部(生命歯学部、新潟生命歯学部)、3つの附属病院、2つの短期大学、および博物館を擁し、学生総数約2,000名、専任教職員数約1,000名、卒業生総数は約21,000名を数える、世界最大規模の歯科大学である。

    平成18年(2006)には学部等の名称を「生命歯学部」「新潟生命歯学部」に変更したが、これは、歯科医学は生命体を学ぶ学問であり、歯科医療は生命体への医行為であることから、生命科学のレベルに相応しいネーミングとして、生命という2字を冠したのである。

    フロントランナーとして投じたこの一石が、歯科界はじめ患者国民の意識革命を促すものと注目される。そんな日本歯科大学でのキャンパスライフについて、学生たちの感想を聞いてみよう。

    生命歯学部(東京)

    歯科医師へのファーストステップ

    祖父と父が日本歯科大学出身の歯科医師で、子どもの頃から歯科医療が身近な環境にあったことから、自然と日本歯科大学で歯科医師を目指そうと思うようになりました。また、オープンキャンパスに参加した際に、在学生とお話しさせていただく機会があり、本学の雰囲気がとても良かったことも希望するきっかけとなりました。

    授業は「病院医療概論実習」が興味深いです。今までに、技工室、歯科麻酔科や入院病棟を見学しました。実際の医療現場を体験させていただき、歯科医師になりたいという気持ちがより一層強くなりました。

    クラスは、同じ目標を持つ仲間としての意識も高く、授業後に勉強を教え合ったり、食事に行ったりしています。

    部活は水泳部に入部しました。5月の連休には新潟校との合同合宿に参加しました。入学後すぐの合宿で戸惑うこともありましたが、新潟校の学生とも交流できましたし、先輩方に優しくフォローをしていただき楽しく過ごすことができました。

    これからの6年間は、謙虚に学びの姿勢をもって歯科医師としての土台をしっかり築いていきたいと思います。

     

    (生命歯学部1年・塚本 真世さん)

     

    歯科医学の基礎を徹底理解

    3年生になり、実習が増えて大変になると先輩から聞いていたのですが、まだ前期ということもありそこまで大変という感じではなく、むしろ適度に実習と講義が組み込まれていて学びやすいと感じます。好きな科目は、人体に関係のある「歯科薬物療法学」「人体の構造と発生」の講義や、実習では「歯科材料技術工学」が好きです。「歯科材料技術工学」では実際の歯科医院で使用する材料を使用しますので、モチベーションも上がり、毎週楽しく授業を受けています。

    クラブ活動はワンダーフォーゲル部に所属しています。副主将になり、部をまとめる大変さもありますが、とても充実しています。

    将来の目標は、歯科の技術は今までと同様に進歩していくと思いますので、歯科医師になってからも、歯科の知識や技術を常にアップデートしていき、より良い歯科治療を提供し続けて行きたいと思っています。

     

    (生命歯学部3年・名取 健太郎さん)

     

    多くの実習で臨床知識を吸収する

    4年生になると今まで講義で学んだことを実習で実践できる機会が増えてきます。そのため、最近では将来歯科医師になるイメージが湧いてきてとても楽しく学べています。

    中でも私の好きな教科は「歯科矯正学」ですが、実習を行うことによりさらに理解が深まりました。

    また、私自身も最近、本学附属病院で矯正治療を受けるようになり実際の講義を担当している先生が治療中に器具の説明や手順などを教えてくださるため、より学習の意欲が湧いています。

    本学では希望する研究室で研究することもできます。私は発生・再生医科学講座でマウスの歯の研究を行っており、その研究結果を昨年の福岡での学会でポスター発表をさせてもらいました。発表に向けて夜遅くまで仲間と一緒に研究に費やした日々はかけがえのないものとなりました。この経験をさらに生かし、今年の夏は英語での発表に挑戦しました。

    本学の先生は学生に対し熱意をもって接してくださるため、とてもよい教育環境であると思います。そのため、私は充実した学生生活を送れています。

     

    (生命歯学部4年・佐々木 瑛美さん)

     

    理想の歯科医師像を追求して

    5年生になり病院実習が始まりました。毎朝8時30分には登院して準備し、9時から診療が始まります。午後4時40分から6時まで病院の8階にある牛込ホールで授業を受け、病院での1日が終わります。

    病院実習の前期では、主に先生のアシストや、印象材を練ったり、PMTCと呼ばれる歯のクリーニングをさせていただきました。後期には実際に治療させていただく機会がありますので楽しみです。アシストでは、先生によって同じ治療をするのに違った器具を使用したり、材料も少しずつ違うものを使用することがあります。また、教科書に載っていなかったり、なにより去年までは模型相手でしたが、今年は実際の患者さんのお口の中なので、今までの実習でやっていないことに遭遇する機会も多く、日々刺激を受けとても勉強になります。

    国家試験の出題傾向が来年から変わり、臨床の手順についての問題が増えると聞きますし、貴重なこの1年間の病院実習をしっかりとやっていきたいと思います。

     

    (生命歯学部5年・秋山 洋さん)

     

    新潟生命歯学部

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    新潟生命歯学部

     

    ここからはじまる歯科医師への道

    1学年前期では、病院内で実際に診療に使用している器具を用いて歯のクリーニングや歯型をとるなどの早期臨床実習を行います。これで一気に歯科学生としての探究心の向上につながります。さらに、本学附属病院の現役教授をはじめとしたさまざまな講師の先生がいらっしゃる臨床講義では、1年目から先進歯科医療を学べるカリキュラムが組まれ基礎的知識を確実に身につけることが可能です。

    私は化学に強い興味を持ち、特に材料科学の講義が毎週の楽しみです。放課後はロビーや教室で友達と復習をして理解を深めています。本学は歯科医としての階段を1歩1歩着実にステップアップできる環境が整っています。あとは自分の目標へ向かってのやる気のみです。

    部活動はバレーボール部に所属しています。先生方や先輩方だけでなく、合宿などを通して東京校とも交流があり、さまざまなコミュニケーションを通して社会規範を学ぶことができます。キャンパス内には学食があり、特に日替わりランチはお得感もあっていつもおいしいです。学年は90人ほどで比較的少人数なため、和気あいあいとしていて大学に行くのが毎日楽しみです。

     

    (新潟生命歯学部2年・稲辺 勝登さん)

     

    講義と実習で歯科医学の基礎を構築

    第2学年では歯科基礎系科目の講義や歯科理工学、解剖学などの、歯科を身につけるために必要なさまざまな実習を行います。

    第1学年の頃とは違い歯科の専門科目が増えるため、自分が歯科学生なのだという自覚を強く持つようになります。また、解剖学実習を通して、医療人としての意識がより高まりました。

    第2学年では歯科の専門科目が増えて勉強も大変になりますが、それぞれの講義の先生方が分かるまで丁寧に優しく教えてくださるので、しっかり理解しながら学習を進めていくことができます。また、分からないところは友達と教え合い、助け合いながら勉強するなどして、充実した学習ができていると感じています。

    部活動はワンダーフォーゲル部に所属しています。ワンダーフォーゲル部では登山やキャンプなど毎月さまざまな活動があり、同期や後輩、先輩方と楽しく活動しています。

     

    (新潟生命歯学部3年・竹本 瑞季さん)

     

    多くの実習でスキルアップをはかる

    第4学年になると臨床系の科目や実習がぐっと増えて、歯科医師になるために必要なさまざまな知識や技術を習得するという実感が湧いてきます。

    特に第4学年では、第5学年の病院実習に進むために知識と技術を確認する、共用試験(CBT、OSCE)が行われるため、勉強も大変になります。

    マルチメディア臨床基礎実習室では、実際の診療を行うために必要な技術の向上やコミュニケーションスキルの向上のための実習の他に、インプラントや補綴の実習などの必要な広い技術も身につけることができます。

    共用試験に向けて忙しいですが、バドミントン部に参加して充実した大学生活を送ることができています。患者さんの診察に対し自信を持って行えるように、十分な知識と技術を身につけていきたいと思います。

     

    (新潟生命歯学部5年・平林 大樹さん)

     

    未来の歯科医師像を思い描き

    第5学年では附属病院での臨床実習を行います。これまでの授業や実習で学んできたことを実際に体験し実施することで、知識をより確かなものにすることができます。実際の患者さんを相手にするため緊張しますが、その分やりがいを感じられます。臨床実習では総合診療科の他に、専門診療科や医科病院の見学を行うこともできます。そのため歯科医療が単に口腔内だけでなく全身に密接に関係していることを理解し、他職種連携の大切さを再認識することができます。

    これらの実習は歯科医師としての能力を高めるだけでなく、どのような歯科医師になりたいか、そのために何をすべきなのか、卒業後の具体的な進路を決める手助けになると思います。

    また、第5学年ではカナダのUBCや台湾の中山医学大学への交換留学制度があります。留学生との交流の中で国際的な感覚を養うことができる機会も多くあります。第5学年は学ぶことが多く大変ではありますが、とても充実した日々を送っています。

     

    (新潟生命歯学部6年・小林 彩利さん)

     

    日本歯科大学附属病院(東京)

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    日本歯科大学附属病院は、明治40年12月「共立歯科医学校附属医院」として開設されて以来の歴史を引き継ぎ、幾多の変遷を経て、昭和62年10月、現在地に完成しました。当院は、第三者評価を積極的に受審し、平成19年(2007)に私立大学附属病院として初めて、日本医療機能評価機構の認定を受けました。今後も医療の質を高めるための努力を続けていきます。

    総合診療科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、歯科麻酔・全身管理科、歯科放射線・口腔病理診断科、口腔リハビリテーション科、口腔インプラント診療科と内科、外科を有し、診療センターとして、心療歯科、顎関節症、口腔がん、口腔顔面痛、顎変形症、ハイリスク、歯科人間ドック、人間ドック、いびき・睡眠時無呼吸の各分野があり、入院治療のための病棟も設け、総合的な医療施設の役割をはたしています。また、口腔がん健診も積極的に実施しています。

    病院の特色としては、患者さんの診療と同時に次の世代の歯科医を育てるための教育を行う広範囲にわたる多目的病院であるため、学生は臨床実習カリキュラムの一環として同病院において実地の研修を行うという、本学独自の教育システムがとり入れられている点にあります。

     

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