医系大への羅針盤 医歯薬進学

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学校紹介

  • 日本歯科
  • 2017.04.22
  • 日本歯科大学
  • “100年を超える伝統と実績” “世界最大の歯科大学” “歯科界のフロントランナー”

    ●我が国の“歯科界の源流”

     日本歯科大学は、中原市五郎によって、明治40(1907)年6月、公私立歯科医学校指定規則に基づくわが国最初の歯科医学校として創立された。
     当時、歯科医療は黎明期にあり、「学・技両全にして人格高尚なる歯科医師の養成」を建学の目的として、歯・顎・口腔の医学を教導し、学・術・道を兼ね備えた歯科医師を輩出し、歯科医学の進展、歯科医療の向上、患者国民の福祉に尽力しようとスタートしたのである。
     以来、私学として創立者の「自主独立」という建学の精神を継承し、平成18(2006) 年には創立百周年を迎えている。今日まで百年以上におよぶ歴史と伝統は、日本歯科大学がわが国の〝歯科界の源流〟といわれる由縁である。
     現在、日本歯科大学は、歯科医学の総合的大学として、東京と新潟の両キャンパスに、二つの歯学部、二つの大学院、三つの附属病院、二つの短期大学、および博物館を擁し、学生総数約2000名、専任教職員約1000名卒業生総数は20,000名以上を数える、世界最大規模の歯科大学である。
     伝統と実績を誇る名門校でありながら、常に新機軸を打ち出すことも忘れず、平成18年、学部等の名称を「生命歯学部」「新潟生命歯学部」に、それぞれ変更した。
     これは、歯科医学は生命体を学ぶ学問であり、歯科医療は生命体への医行為であることから、生命科学のレベルに相応しいネーミングとして、〝生命〟という二字を冠したのである。これによって、歯科学生と歯科医師の意識を改革し、患者国民の歯科に対するイメージを一新することを期しているのだ。
     フロントランナーとして投じたこの一石が、歯科界はじめ患者国民の意識革命を促すものと注目を集めている。
     それでは、「生命歯学部」「新潟生命歯学部」について、それぞれ見てみることにしよう。

    ●生命歯学部

     日本歯科大学生命歯学部は、東京の都心、外濠の内側に位置している。周辺には下町情緒あふれる神楽坂、春には桜が美しい千鳥ヶ淵、古書店の林立する神田神保町、東京ドームシティなどがあり、勉学の合い間にちょっ と散策するのも楽しい。
     
    生命歯学部
     
     キャンパスはJR飯田橋駅から徒歩数分、附属病院はすぐ目の前だ。
     日本歯科大学附属病院は、明治40年、「共立歯科医学校附属医院」として開設されて以来の歴史を引き継ぎ、幾多の変遷を経て、昭和62年、現在地に完成した。
     総合診療科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、歯科麻酔・全身管理科、口腔インプラント診療科、歯科放射線・口腔病理診断科、口腔リハビリテーション科と内科、外科を有し、診療センターとして、心療歯科、顎関節症、口腔がん、顎変形症、ハイリスク、歯科人間ドック、いびき・睡眠時無呼吸の各分野があり、入院治療のための病棟も設け、総合的な医療施設の役割を果たしている。
     

    生命歯学部1
    ▲臨床実習ではコミュニケーションを学ぶ。
     

    生命歯学部2
    ▲臨床実習でエックス線写真を見ながら治療方針を検討する。
     

    生命歯学部3
    ▲歯科診療用ロボット「シムロイド」を相手に歯科医療を体験する。
     

     病院の特色としては、患者さんの診療と同時に、次の世代の歯科医を育てるための教育を行う広範囲にわたる多目的病院であるため、学生は臨床実習カリキュラムの一環として同病院において実地の研修を行うという、独自の教育システムがとり入れられている点にある。
     この病院は、平成19(2007)年、日本医療機能評価機構の認定を受けている。歯科病院として認定されているのはわずか3か所のみという高い評価だ。
     
    生命歯学部4
    ▲日本歯科大学附属病院での見学。
     
    生命歯学部8
    ▲附属病院外観。
     
     また、平成24年10月に東小金井駅前に口腔リハビリテーション多摩クリニックを開院した。
     学生生活の面では、生命歯学部の学園祭「富士見祭」が、毎年11月に開催される。各クラブの模擬店や、クラブ対抗イベント、また、学生によるライブ演奏などが行われ、にぎやかで楽しいひと時を過ごす。学園祭に来てくれた方々を対象とした無料歯科検診も好評だ。

     
    生命歯学部5
    ▲矯正歯科での診察。
     

    生命歯学部6
    ▲救命救急実習。
     

    生命歯学部7
    ▲病院医療実習。
     

    生命歯学部9
    ▲5年生になると病院での実習が始まり自分の将来像が見えてくる。
     

    ●新潟生命歯学部

     一方、日本歯科大学新潟生命歯学部は、人口80万人を超える本州日本海側最大の都市・新潟市にある。
     大型ショッピングビルが建ち並ぶ万代エリアや、昔ながらの風情あふれるお店が残る古町エリアなど、プライベートでも充実した生活を送れそうな環境だ。
     すぐ後ろが日本海という浜浦町の素晴らしいキャンパスには、本館、1〜5号館、新潟病院、医科病院、先端研究センター、医の博物館、新潟短期大学、その他各種施設が建ち並んでいる。
     
    生命歯学部10
    ▲新潟病院での手術見学。
     

    生命歯学部11
    ▲小手術の見学。
     
     新潟病院は、総合診療科、口腔外科、歯科麻酔・全身管理科、矯正歯科、小児歯科、放射線科、口腔インプラント科、訪問歯科口腔ケア科の他、診療センターとして、障害児・者歯科、睡眠歯科、口腔ケア、さらに特殊外来として、白い歯、特殊歯周病治療、スポーツ歯科、いき息さわやか、あごの関節・歯ぎしり、口のかわき治療、歯科アレルギー治療、歯科鎮静リラックス、顎のかたち・咬み合わせなどがあり、歯・顎・口腔の総合的な医療 施設としての役割を担うとともに、入院治療のための病床50床を設備している。また、長年にわたり在宅歯科往診ケアを実践するなど、地域医療の一翼も担っている。
     
    生命歯学部12
    ▲在宅歯科往診ケアチーム。
     

     この病院に加え、新潟生命歯学部には医科病院も設置されている。
     医科病院は、病床50床、消化器内科、消化器外科、耳鼻咽喉科を擁し、ここでは、歯科医学と医学の融合を図るため、一般医学の講義はもちろん、医科研修も行っている。これは、他の歯科大学には見られない大きな特色の一つといえよう。
     
    生命歯学部13
    ▲歯科医学入門演習(PBL授業)。
     

    生命歯学部14
    ▲耳鼻咽喉臨床実習。
     

    生命歯学部15
    ▲外科手術。
     

    生命歯学部16
    ▲マルチメディア臨床基礎実習室。

     
     二つの病院の他、新潟キャンパスにあってユニークなのが、「医の博物館」。
    「医の博物館」は、日本で初めて開設された公的な医学博物館だ。15世紀から現在に至る東西の古医書、医療器械器具、その他記録類などを一般公開している。
     
    生命歯学部17
    ▲「医の博物館」は、日本で初めて開設された公的な医学博物館である。
     
     なかでも、『解体新書』の原本や、房楊枝を使って歯磨きをする江戸時代の浮世絵など、普段目にしない珍しい資料が多く、興味が尽きない博物館である。
     姉妹館として、パリのピエール・フォシャール博物館、アメリカのハートフォード医学・歯科医学歴史博物館、中国の中国口腔医学博物館がある。
     学生生活では、毎年6月に浜浦祭が開催される。
     新潟短期大学の学生も参加し、キャンパスには模擬店が並び、特設ステージでは各種イベントが行われる。歯科大学ならではの無料歯科相談や公開講座もあり、近隣の人たちも気軽に来校、学生、教職員を含めた交流の場にもなっている。

     
     
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