医系大への羅針盤 医歯薬進学

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学校紹介

  • 20181002_2
  • 2018.10.04
  • 神奈川歯科大学
  • 患者さんを思いやる心を持った歯科医師をめざして

     

    5stage制カリキュラムのもと新時代の歯科医師を養成

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    講義風景。すべての講義は録画され、講義中に理解できなかったところや、欠席してしまった講義を視聴することができる。前年度の講義も視聴できるため、予習をかねて視聴することも可能だ。
    左下は、多目的実習室での「歯科医師入門」におけるグループワーク。右上は、6年次「臨床演習」。各グループごとに課題の症例について考え発表する。右下は、ラーニング広場におけるアクティブラーニングの様子。
    具体的な教育の特色を見てみよう。
     

    「愛の精神の実践」を建学の精神に創立され、すでに100年以上の伝統と実績を誇る神奈川歯科大学は、現在、横須賀に歯学部と短期大学部、附属病院(2017年11月完成)があり、横浜の神奈川歯科大学附属横浜研修センター(横浜クリニック)とともに、わが国の超高齢社会やグローバル化に対応できる医療人の養成に取り組んでいる。

     

    【5Stage制の新教育プログラム】

    1学期が7週間で構成されている短期集中型のプログラム(5Stage制)。7週間の間に3~4科目程度が用意されている。半年を基準とする2学期制(前後期制)と異なり、学修における問題点を早期に把握でき、解決できる。

     

    【アジア全域の歯科医療を担う教育機関へ】

    国際的に活躍できる歯科医師の育成をも視野に入れ、各学年にアジアからの留学生を受け入れている。現在、韓国・台湾等合わせて145名在籍しており、一緒に学ぶ日本人学生にもいい刺激となっている。歯科医師として母国で活躍する留学生たちとのネットワークは日本人学生にとっても活躍のチャンスを拡大させるだろう。

    実際、神奈川歯科大学と同窓会が協力して設立したKDU-SAS(Kanagawa Dental University-SouthEast Asia Support 神奈川歯科大学 南東アジア支援団)は、タイ、フィリピン、ラオスと活動範囲を拡げ、歯科医療支援活動を行っている。

     

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    実習風景。実習室の各自のユニットには小型のテレビカメラと液晶モニターが付いており、指導医の実習机から全ての学生に対してテレビを通してこれから始める実習のデモを見せる。自分の実習状況をモニターで確認したり、ビデオに収録することも可能。

     

    【初年次教育の充実】

    1年生では6年間の講義・実習に適応できる学修能力を身につける科目を多数用意。また、具体的な問題解決に向けてチームで学修を行うPBL(Problem Based Learning)を通し、チーム医療に不可欠な「自ら問題を見つけ、協力して解決する力」も養う。

     

    【国家試験対策にもなる実習を通して】

    通常3・4年次に行っている歯科実習を1年次から実施。学修と実習を繰り返すことで、実践的スキルを磨くことができる。また、他大学では1年間で行うことの多い5年次からの臨床実習を、神奈川歯科大学では1年半、キャンパス内にある附属病院および横浜にある横浜研修センターにて行う。臨床実習は、今までの講義および実習で得た知識、技術を活かして患者さんを相手に歯科医療サービスを実際に提供する臨床参加型の実習である。近年の国家試験問題は、治療の現場で行われる手技や器具などの知識に関する出題も増えているため、受験対策にもつながり、最高のモチベーションで国家試験を受験できるようにしている。

     

    ●歯科医師国家試験に向けた充実した環境

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    共用試験に合格すると、5年次より附属病院や神奈川歯科大学附属横浜研修センター(横浜クリニック)で、いよいよ本格的な臨床実習が始まる。写真は附属病院で各科を回る「ポリクリ実習」。
    右下は、「スキルスラボ」実際に窩洞形成した模型を3次元計測し、コンピューターに記録された手本形状と画面上で合成比較、分析、記録し、自己評価できるシステム。

     

    充実した臨床実習体制は、高い国家試験合格率を導く大切な要因となるが、神奈川歯科大学では、6年生専用の自習室も設け、学生のやる気を支えている。ホワイトボードや個別テーブルの設置により、グループで議論したり、個々で集中したりと各々に合う勉強法を可能にしている。
    こうした環境の一つひとつが、多くの学生を国家試験合格へと導いています。
    2017年11月に新病院が完成し、臨床の場と教育の場がより接近した。充実の一途を辿る学修環境の中、より多くの学生が国家試験に合格し、社会へのさらなる貢献が期待される。

     

    学修サポートと学生生活サポートで学園生活を全面的に応援!

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    学修面、生活面でそれぞれ1人ずつ教員がつくダブルサポート

     

    そんな神奈川歯科大学では、各学年5~6名の担当教員を配置し、全体の学修状況や学生生活について把握することで、適切なアドバイスができるよう努めている。
    5、6年生ではさらに少人数のグループごとにチューターが配置されて、チューターの指導のもと、国家試験合格に向けて、きめ細かなサポートを受けることができる。
    また、2年生以上の学生を対象に1年間の学業成績が優秀で、模範になる生活態度といった選考条件をもとに、次年度の授業料の半額を奨学金として支給する特待生制度も設けられている。

    2017年11月完成の新附属病院で さらに充実した臨床実習環境


     

    素晴らしい学習環境を誇る神奈川歯科大学だが、さらに充実した臨床実習の環境整備を目指し、2017 年11 月に新附属病院が完成した。新附属病院は、高齢化などのニーズに応じた高度で専門的な治療が行える環境、ペーパーレス運用を前提としたICT に対応する最新の
    医療設備を整えている。

    また、教育研究機能もより強化。7階にある5・6 年生の教室やPBL 用の教室には、チューターの常駐スペースを隣接させ、上階に全講座の教職員ゾーンを設置している。これにより、学生が教員にアプローチしやすく、すぐに質問できる環境となるため、学習の効率化が期待できる。神奈川歯科大学は常に新時代を見つめ、前進し続けているようだ。今後の発展がますます注目される。

     

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