医系大への羅針盤 医歯薬進学

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  • n_三好-01
  • 2017.04.22
  • 職種は手段であって目的ではない。何をしたいかを明確に!
  • 人材が最大の財産。明るく、目的意識の高い医師を求めています

    医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 診療部事務室長 三好法登志

     

     学業成績が特に優秀な人が選ぶ職業というイメージが強い、医師という仕事。しかし、患者の診察、治療、ケアを行う臨床医師に求められるのは当然、学力だけではありません。千葉県鴨川市にある亀田総合病院は、技量・人格ともに秀でた医師を国内外からリクルートし、それが大きな魅力となって有能な若手医師を引き寄せています。この好循環を生み出している採用チームのリーダー、三好法登志診療部事務室長に、これからの病院で求められる医師像について伺いました。

     

    院長自らスター医師を採用

    ー 亀田総合病院は医師の採用に特に力を入れているそうですね。

     亀田信介院長自らスター級の医者たちをリクルートし、「自分の一番の仕事は、いい先生を連れてくること」と言っています。その 思いを受けて、優れた医師に会いに行っているのが、私たちのチームです。人気の医師は各所から誘われていますが、幸い当院には、自慢の医師が何人も来てくださっています。いい医師が揃ってこそ、患者さまに良い医療を提供できますので、採用という仕事はとても重要です。
     

    ー 「いい医師」というのは、採用時はどこで判断されるのですか。

     私は医師ではないので医療スキルではなく、コミュニケーション能力やお人柄を見ています。会ってお話をして感じたことを、院長たちに伝える役目です。スキルの情報は、医師のネットワークを通して伝わってきますが、人となりは、会わないかぎり分かりませんから。
     

    ー スター医師が来て、どのような影響がありましたか。

     海外で新しい知識や技術を習得した医師がいると、「あの先生に教わりたい」という理由で志望してくれる学生が増えます。そして、医師たちもまた、後進の育成に熱心なのです。「教育病院」という考えを持つ経営陣が、そういう医師を選んでいるからでしょうね。
     教育は当院の大きな柱で、経営陣は「お金がかかっても教育に力を入れないと先がない」との考えで、先行投資しています。系列の学校(亀田医療大学、亀田医療技術専門学校、安房医療福祉専門学校)では、看護師教育にも注力しています。
     

    ー 大学受験では、どのように進路を決めたのでしょうか。

     やはり父親の影響もあり、最初は北海道大学と信州大学の医学部を受験しました。信州大学は落ちたけれど、北海道大学は合格しました。でも、当時は今みたいに交通の便がよくなかったから北海道はものすごく遠いところという感覚があって、浪人を選びました。2年目は信州大学と日本大学の医学部、それと東京薬科大学を受験しました。日大の医学部は合格したのですが、私立だから学費が高かったんですね。医者といっても当時、父は開業をやめて東京都の公衆衛生に従事していたので、そんなに高い学費は払えないということで、東京薬科大学への進学を決めました。

     

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