医系大への羅針盤 医歯薬進学

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東北大学

〒980-8575 仙台市青葉区星陵町4-1

概要

全国の歯学部に先駆けて大学院重点化が施行され、以前にも増してリーダー育成のための大学院教育の実質化が進み、国立大学評価機構から高い評価を得ている「研究中心大学」を掲げる東北大学にあって単独研究科として歩み始めた背景には、わが国の歯学研究の発展に向けての大きな期待がある。これまでの歯学教育研究の体系を大きく前進させる新たな概念として「インターフェイス口腔健康科学」を提唱。現在、この概念を基盤とした学内連携や国内外の大学との連携による異分野融合型の研究が活発になされており、着実な成果をあげている。「研究第一主義」に呼応するこれら最先端研究で培われた卓越性・国際性は、広く歯学教育に生かされ、さらには「実学」としての臨床応用へと展開している。また世界有数の歯学研究拠点校との国際連携による教育研究にも著しい展開が図られ、なかでも中国の北京大学、四川大学、天津医科大学、韓国のソウル大学、全南大学などとは東アジア・スタンダードの歯学教育・歯科医療の確立を念頭にダブルディグリー・プログラム(2つの大学から学位授与)の整備を行っている。歯学部では6年一貫教育を全国に先駆けて導入し、6講座24分野から幅広い領域にわたる基礎的知識や新たな治験を学び、基本的な知識・技術・態度を修得する。

教育の特色

東北大学歯学部ではインターフェイス口腔健康科学を提唱。教育目標は、単に歯科医師の養成にとどまらず、研究第一主義に基づいた「考える歯科医」として歯科医学を考究する研究者の養成である。平成5年に全国の国立大に先駆けて6年一貫教育を導入。学生は入学後直ちに最新の歯学の概要にふれる歯学概論と歯科診療の現場を体験する歯科臨床入門を受講して、歯学を学習する意欲と決意を新たにする。1、2年次においては、広い視野と柔軟な思考力をもった歯科医師を目指して、基礎ゼミを含む基幹科目、展開科目、共通科目からなるバランスのとれた全学教育科目を履修する。  2年次から本格的に始まる専門教育科目には、多くの実習を含む歯科医学教育独自の基礎系及び臨床系科目に加えて、解剖学、生理学、生化学、病理学、微生物学、薬理学といった一般医学と同等の内容を含む基礎系科目、さらには内科学、外科学、耳鼻咽喉科学などの隣接医学が含まれる。 他大学にはみられない独自の教育理念と実践面での特徴のひとつが創立以来行われている5年次の基礎研究実習で、学生一人ひとりが基礎歯学分野を選択して3か月間にわたり研究を行う。この間、教官のマンツーマン指導のもとに「研究する心(リサーチマインド)」を学び、将来の臨床に必要な「常に考える精神」を身につける。18年度から歯学基礎演習及び歯学臨床ゼミが始まった。6年次には、総まとめとして「考える歯科医師の育成」という基本理念のもとに学生参加型のクリニカルクラークシップによる臨床実習を行う。  患者の診断から治療方針の立案、診療、継続管理まで学生が総合的に行う「一口腔単位制」による実習方法を採用し、常に口腔全体、さらに全身を広く診ることのできる歯科医師の養成、そして患者を全人的に捉えることができる医療人としての「心」をも養成することを目標としている。

全国医歯薬大学一覧

全国の国公立大医・歯・薬大学の特徴をご覧頂けます。

  • 医学部 medical school
  • 歯学部 dental school
  • 薬学部 pharmacy school