医系大への羅針盤 医歯薬進学

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自治医科大学

〒329-0498 下野市薬師寺3311-1

概要

「将来、地域医療の現場で活躍できる優れた総合医・臨床医の育成」という教育目標を達成するために、学生が臨床医学に関する基礎能力・基本的技能を身につけることを目的とし、学生が自主的に学習を発展させることのできるよう6年間一貫した内容になっている。全寮制(完全個室)を採用しているのも特色で、独自の奨学金制度や入学準備支援など生活費の支援も充実している。

教育の特色

自治医科大学は、僻地や離島に住んでいるために医療の恩恵に浴する機会が少ない住民の医療を確保するとともに、住民の健康の増進、福祉の充実を目指す医師の養成を目的として、全国の都道府県が共同して昭和47年に設立した医科大学。基本的な教育目標は「豊かな人間性」と「広い視野」を持つ総合医の育成である。カリキュラムの特徴は、①6年間の一貫カリキュラム=入学当初から医学を学ぶ機会を持ち、効率の良い学習を実施すると同時に動機付けを行う。②低学年から臨床との関連に重点をおいて教育=例えば基礎医学の場合、患者の例を提示して臨床と結びつけて説明することにより、その学問の意味を深く理解できる。③総合医療に関連した教育を重視=本学の特徴である地域医療・総合医療を担当する地域医療学センターを設置し、僻地医療への関心を高め、気概を醸成する。④自主学習の重視=他の医学部と比べて早い時期から臨床実習を2年間行う。⑤選択科目の充実=総合教育科目を選択必修とし、学生自身の前向きな学ぶ姿勢を大切にする。  優れた総合医を育てるため、1、2年次は効率よく学んでいくようカリキュラムが組まれている。また、基礎科学だけでなく、基礎医学も早い時期から組み込まれているが、これにより早く医学の一端に触れたい学生の学習意欲の向上も図っている。2年次からは各診療科に関する系統講義もスタート。基礎科学から基礎医学へという一連の流れと同時に心の部分も学び、医師としての基盤を固めていく。4年次からの2年間を臨床実習に充てる自治医大のカリキュラムの中で特にポイントとなるのが3年次で、これまでどの病気がどのような症状を引き起こすのかを学んでいたのに対し、症状から疾病を考えるPBL(Problem Based Learning)も実施し、より医療現場に即した知識を身につけていく。  BSL(臨床実習)は4年次1学期から6年次1学期までの長期にわたっており、4年次では主に内科系の16科を、5年次にはそのほかの12科と選択必修BSLを行う。2年間のBSLを通して医療の実際や教科書だけでは学べない状況への対応、お手本となる指導医の治療活動、カンファレンスでのやりとり、患者との緊密なコミュニケーションなど多くのこと学ぶ。5年次の3学期から6年次の1学期にかけて行われる選択必修BSLでは興味を持った診療科を再度訪れ、臨床実習の総まとめを行う。その後は、国家試験に向けての総括講義(臨床系の24科目)が行われる。

全国医歯薬大学一覧

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