医系大への羅針盤 医歯薬進学

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順天堂大学

〒113-8421 文京区本郷2-1-1

概要

順天堂医院が原点になっているだけに、ベッドサイド教育を非常に重視しているのが大きな特色。6つの附属病院で40週間行われるが、附属病院はそれぞれ特徴を有しており、質・量ともに豊富な経験を積むことができる。最新の医学理論と同時に、実践的な医療活動を重視する伝統がこの大学にはある。もう一つの特色は、医学部だけではなく、スポーツ健康科学部、医療看護学部、保健看護学部、国際教養学部も擁していることだ。医学部と密接に連携して、スポーツ医学の分野やリハビリテーションなどで優れた研究を進めている。病気を治療するための医学ではなく、もっと広い立場から人間の健康を考えていこうというのが順天堂大学の目標になっている。

教育の特色

1年次は、全員がさくらキャンパス(千葉県印西市)の啓心寮で共同生活を送る。広く一般教養を修め、病院実習・看護実習・施設実習といった早期体験実習を通して、 医師とは何か、医学とは何かを深く学ぶ上での基礎固めを行う。2年次からは本郷・お茶の水キャンパスに移り本格的な専門教育が始まる。2年次は人間の身体と疾病等の知識を学ぶ基礎医学が中心で、15週間にわたる解剖実習、小児実習、基本手技といった実技実習も行われる。特に解剖実習では複雑で精巧な人体を体系的に理解するのに不可欠であると同時に、 人間の尊重について考え、医師になる自覚を育てることに大きく役立つ。3年次は、引き続き基礎医学を学びながら、診察技法や医療面接も学ぶ。5~6名の小グループで5週間にわたる基礎ゼミナールが行われ、実験や文献を通して最先端の医学研究を体験し、自ら学習する姿勢や意欲を身につける。3年次の後半からは臨床医学について学び始める。  4年次になると、臨床医学の授業と1年に及ぶ臨床実習を通して医師としての基本的な知識や技能、心構えを学ぶ。3年次の後半から続く臨床医学系の授業が4年次後期まで行われ、そのなかには、現代医学には欠かせない知識的領域が数多く含まれたカリキュラムとなっている。4年次後期には、第一期臨床実習として診察技術の実習を集中的に行う。これは、続いて始まる第二期臨床実習の準備段階ともいうべきものだが、単に診察の技術や知識を学ぶだけでなく、この実習を通して医師としての責任の重さや人間としての謙虚さなどを認識していくことになる。5年次は医学教育の集大成ともいうべきベッドサイドラーニング(BSL)と呼ばれる臨床実習を6つの附属病院で40週間にわたって行う。すべての診療科で実習することで、これまでに学んだことを臨床の実際の場でさらに学習できる。BSLではきめ細かい指導を行うために3~4名を1グループとする少人数制がとられ、病状を正確に把握するための問診の仕方、診察法の基本的な技能を身につける。  6年次は、第四期臨床実習(選択コース)、必修コース、卒業試験で構成されている。第四期臨床実習(選択コース)では、8週間、自分の興味をもった学問領域を思いきり勉強することにより、知的好奇心を満足させ、臨床の面白さや研究の面白さを肌で感じる。学内での選択コースは、各臨床科および附属病院において実施され、学生の希望に沿うようコースが準備されている。また、学外・海外の施設においても、自身の望む領域で勉強することができる。必修コースでは、今まで学習してきた医学、特に臨床医学の総まとめを行う。

全国医歯薬大学一覧

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