医系大への羅針盤 医歯薬進学

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杏林大学

〒192-8508 八王子市宮下町476

概要

国際的に活躍できる医師の育成のため、国際基準に則ったカリキュラムを導入。教養、基礎医学、臨床医学の各課程を常に有機的に連携させ、時代を一歩先取りした6年一貫教育を早くから取り入れ、入学直後から臨床医学に触れる。4年次から開始される臨床実習で実際の医療現場で医師が何を考え、どのように行動しているかを体験。6年次には総仕上げともいえる臨床総合演習やクリニカルクラークシップが行われる。また、英語教養にも力を入れており、独自に開発した医療科学で社会と医学の関わりを学ぶのも特長だ。全国で有数の救急医学の講座が開講され、救急車同乗を含む救急医療現場での実習を義務づけている。

教育の特色

大学名は「診療に力を尽くした名医が報酬を受け取るかわりに病の癒えた人々に杏の木を植えさせたところ、これがやがて鬱蒼とした林をなした」という中国の故事に由来しており、専門的な知識や技術に優れるばかりではなく、杏林の名にふさわしい人格を兼ね備えた「良き医師」の養成をめざしている。  1年次は医師に求められる基本的姿勢および知識を学ぶ。特に「医療科学」では医療と文化、心理学などの講義を通じて、社会が医師に求める姿勢・態度、そして患者から期待される医師像を学び取る。2年次は解剖学・生理学・生化学・細胞生物学・感染と防御など、主として基礎医学科目を学び、同時に実習が行われる。3年次前期は薬理学、病理学、熱帯病・寄生虫学などの基礎医学科目を学び、社会医学科目として衛生学、医学統計学が配置され、個体レベルのみならず集団・社会の観点から疾病予防、健康増進などについて学ぶ。後期には臨床医学の講義が始まる。まず臨床医学総論、外科学総論、臨床検査医学・輸血学が3週間行われた後、呼吸器内科学、消化器内科学、内分泌・代謝内科学、神経内科学、血液内科学、腎臓内科学、消化器外科学などの各論、循環器病学の各科目が行われる。  4年次は引き続き臨床医学の講義が行われる。後期には、5年次での臨床実習に備え、診断能力と基本的な臨床技能を身につけるための臨床診断学講義および実習が行われる。実習は小グループで、各テーマをローテートしていく形で行われる。5年次は臨床実習が主体となる。これまでに修得した医学知識を、実地臨床に応用する能力の育成が目的であり、ほぼ1年間にわたって小グループで各科を順次廻って行われる。ベッドサイドで患者さんに接するほか、症例カンファランス、回診、手術見学、救急車同乗など多彩な学習の場が用意されている。6年次は卒業に向けて全科目の総仕上げと、卒後臨床研修への円滑な導入のための準備に当てられる。まず診療参加型臨床実習であるクリニカルクラークシップが行われ、2科目を選択して各4週間の実習に臨む。その後、臨床総合演習が行われ、臨床科目を中心に重要事項に関するまとめの講義が行われる。  医師国家試験に合格後は付属病院での2年間の臨床研修を行い、その後は3年間の人材育成プロジェクト(後期研修)のほか、基礎医学、社会医学、臨床医学の大学院へ進学する道も開かれている。

全国医歯薬大学一覧

全国の国公立大医・歯・薬大学の特徴をご覧頂けます。

  • 医学部 medical school
  • 歯学部 dental school
  • 薬学部 pharmacy school