医系大への羅針盤 医歯薬進学

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九州大学

〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1

概要

明治36年の創始以来一世紀を超える伝統に培われた医学部には世界の医学界に誇る数多くの研究業績がある。病院地区キャンパスには医学部、歯学部、薬学部、九大病院、生体防御医学研究所を擁し、21世紀の医療を支える研究・教育が共同して行われている。医学科は医学に関する知識・技術を基盤にし、医の倫理に徹し、旺盛な探求心を有する医師および医学研究者を養成することを目標としている。医師には自然科学者としての適性が求められる一方、病気と闘う患者に寄り添うよき援助者であることも求められることから、医学科での教育・研究は専門性の修得ばかりではなく、広く深く人間についての洞察を重ねることへとつながっている。最近のめざましい医学の進歩に伴い医学教育の内容が必然的に大きく変わり、学習すべき内容が年とともに膨大な量になっていることから、これに対応するため6年一貫教育体制をとり、より低学年から臨床の講義をスタートさせている。また、医療系統合教育センターと連携して常にカリキュラムの問題点を見直しながら時代に即した医学教育を提供している。九大病院は関連施設と協力して研修教育体制を整備しており、学部教育からプライマリケアを中心に幅広く医師として必要な診療能力を身につけ、人格を涵養できる教育をめざしている。

教育の特色

最近のめざましい医学の進歩にともない医学教育の内容が必然的に大きく変わり、また同時に学習すべき内容が年とともに膨大な量になっている。これに対応するため6年一貫教育体制をとり、より低学年から臨床の講義を開始し、学生教育に対しても非常に力を入れている。  1年次開講の医学入門では医学生としての自覚を芽生えさせるために大学病院等における臨床医学の見学、医療・介護施設の体験実習を実施している。その後、医学の基礎となる生物学および人体の構造の概略を学ぶ。2年次では解剖学、生理学、生化学など生命の恒常化を保つ仕組みを勉強。種々の病気を理解するための基礎となる疾病基礎医学が始まり3年次の前期まで続く。3年次後期から4年次前期にかけて21科目からなる臨床医学の講義が行われ、病気の原因、診断、治療法などを勉強する。4年次後期からは臨床医学基礎実習が始まり、患者とのコミュニケーションの取り方、病歴の聴取、基本的診断法などを学び、社会医学Ⅰも始まる。  4年次の後期後半から5年次では臨床医学実習が始まる。これは各臨床診療科に1週間から2週間配置され、指導教員の指導のもとで実際に患者を診察し病気を学んでいく各科にまたがる幅広い横断的な知識を学ぶための臨床総括講義はこの時期に開講される。6年次では、医師としての仕上げを行う総合医科学が始まる。臨床医学選択コース(クリニカル・クラークシップ)では選択した4つの臨床診療科を4週間ずつ回り、実践的な臨床医学を学ぶ。  明治36年の創始以来107年の伝統に培われた医学部には世界の医学界に誇る数多くの研究業績がある。病院地区キャンパスには医学部、歯学部、薬学部、九大病院、生体防御医学研究所を擁し、21世紀の医療を支える研究・教育が共同して行われている。九大病院は全国の大学病院の中で最大級の規模を誇り、多くの高度先進医療技術の開発に携わっている。教育面では医療系統合教育センターと連携して、常にカリキュラムの問題点を見直しながら、時代に即した医学教育を提供している。

全国医歯薬大学一覧

全国の国公立大医・歯・薬大学の特徴をご覧頂けます。

  • 医学部 medical school
  • 歯学部 dental school
  • 薬学部 pharmacy school