医系大への羅針盤 医歯薬進学

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信州大学

〒390-8621 松本市旭3-1-1

概要

医師になるためには、医学知識、態度、技能、倫理観の面で修練が必要であり、知識の面では統合的に人の健康とその障害を理解できるようになることが必要である。そして未知の領域に挑戦する旺盛な知的好奇心を持つことが求められる。また、病める人を救う医療者としての情熱、思いやり、やさしさ、奉仕の精神を涵養することも必須である。こうした目標のもと特色ある教育の取り組みも多く、1年次では早期体験実習(老健施設や障害者施設でケアを体験)、新入生ゼミナール(グループワークで、チーム医療の重要性を学ぶ)、2年次では外来患者体験実習(来院者に付き添い診療の流れを把握するとともに患者の気持ちを知る)、3年次では看護体験実習(日勤および夜勤の看護師の業務を観察する)、遺伝カウンセリングロールプレイ実習(医療者の発言が患者・家族にどのような影響を与えるかについて考える)などがある。4年次後期からは臨床実習が始まる。この実習では各講座(臨床全科)に5~6人のグループで配属され、患者を受け持って、指導医の監督の下にコミュニケーションの取り方、身体診察、診断、治療などについて学ぶ。臨床実習の一部は大学病院以外に地域の病院でも行われる。5年次後期からは、臨床実習の総まとめとして選択制の診療参加型臨床実習が行われる。

教育の特色

豊かな人間性、広い学問的視野と課題探求能力を身につけた臨床医、医療技術者や医学研究者などを育成するとともに、高度で個性的な医科学研究を行う」「医科学の教育・研究と医療活動を発展させることによって地域貢献を果たし、国際交流に寄与する」というのが基本理念。  カリキュラムの特色は、①「良き医師を育てる」ために、学生自らが学ぶ教育を推進している、②統合的な知性の習得と医師として望ましい倫理観の涵養をめざしている。③1年次から6年次にわたって参加型学習を積極的に取り入れている。④基礎医学、臨床医学各専門分野の縦割り型学習と並行して、これらを横断的・総合的に理解するユニット講義を行っている。⑤講義に加えて、現場を体験する実習や少人数の学生を対象とするチュートリアル方式など問題解決型の学習を重視しているという5点。  1年次では、共通教育に加えて医学を学習する基本となる「ヒト生物学」、社会福祉施設などでの体験実習を含む「医学概論」などを学ぶ。2年次では人体の構造、神経解剖学、生化学演習・実習、細菌・ウイルス学演習・実習などを学ぶ。3年次では解剖学、生理学、薬理学、病理学の演習・実習など基礎医学の本格的な学習研究室に所属して指導を受ける自主研究演習などを学ぶ。4年次ではユニット講義、系統講義などの臨床医学の講義、医学英語や臨床医学Problem-Based Learning tutorialが行われる。5年次から6年次まで全日制の診療参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ)が各診療科及び関連病院において実施され、6年次後期に各診療科目の卒業試験が実施される。

全国医歯薬大学一覧

全国の国公立大医・歯・薬大学の特徴をご覧頂けます。

  • 医学部 medical school
  • 歯学部 dental school
  • 薬学部 pharmacy school