医系大への羅針盤 医歯薬進学

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昭和大学

〒142-8555 品川区旗の台1-5-8

概要

昭和3年に昭和医学専門学校として発足して以来88年の歴史を誇っている。医・歯・薬・保健医療学部の4学部が揃う唯一の「医系総合大学」の特長を生かし、昭和大学ならではの授業が展開され、充実した教育・研究施設や附属病院を最大限に活用し、真の医学を学ぶことができる。1、2年次では早い段階から具体的な目標を掲げられるように体験実習として「早期臨床体験実習Ⅰ・Ⅱ」が行われ、実践の中で自らが気づき、積極的に学ぶ機会を多く設定している。また、患者の声、社会のニーズに応えられる医師となるために、統合医学や地域医療、海外研修などの多彩な講義・実習を用意し、幅広い視野を養うとともに、今日の医師に求められる柔軟な思考力と対応力を育てている。3年次の地域医療実習では、学外のクリニックに赴き、地域の医療活動に実際に触れながら、診療所の役割や在宅医療の現状、患者等とのコミュニケーションを学習する。4年次では、後期から始まる臨床実習に備え、実技実習室での実習が行われ、基本的診察技法実習や治療系実習を通して、患者に対する面接法や診察法、基礎的救命処置や基本的外科手技、診療録の記載方法を学ぶ。4年次後期および5、6年次の臨床実習では、8つの附属病院を持つ昭和大学の特長を活かし、大学と病院が密に連携した実習環境が整っている。臨床実習は、医師としての応用力・実践力を身につけ人間としても成長していく貴重な時間で、これまでの学びをさまざまな形でアウトプットできる昭和大学ならではの実践教育を受けることができる。海外の医療に興味があるなら海外の医療機関を臨床実習先として選択できる。アメリカ・ポートランド州立大学をはじめ多数の大学と協定を結び、世界の先端の診療・治療に参加できる環境が整備されている。  上記以外にもさまざまな特長があるが、最大の特長は学部連携プログラムである。これは6年間を通じて4学部が連携して実施する先進的な「体系的チーム医療」のプログラムである。学年ごとにプログラム内容が異なり、その中ではPBL教育(問題解決型授業)も実施されている。4学部が横断しての授業は他大学では例を見ない独自の取り組みである。そのほかにもマルチドクタープログラムを採用し、4年次以上の学生を対象に学部のカリキュラムと並行して大学院の科目が履修できる制度を採っている。希望する学生は選考試験を受け、基礎系の研究室に所属する。これにより大学院で早期から論文に取り組むことができ、3年間で博士号取得も可能となる。このように昭和大学では独自のカリキュラムが展開され、充実した教育研究環境のもとで真の医学を学ぶことができる。

教育の特色

1年次は富士吉田キャンパスで全寮制の1年間を過ごし、歯学部、薬学部、保健医療学部の学生と同室で生活してコミュニケーションの取り方、他人の考え方を理解し、リーダーシップをとっていくという環境のもとで自主性を培う。2年次からは旗の台キャンパスに移り、専門教育を受ける。  1年次は医学とは何かを身をもって知り豊かな人間性を養う期間で、医療・福祉施設の見学・体験では、現場で働く医師や看護師、医療スタッフ、そして患者を自分の目で見ることで学習への意欲を高める。事前にグループ討論で見学ポイント・目的を整理し、終了後は体験内容について報告会で発表するが、グループワーク形式により、一人ひとりが問題意識を持つとともに、コミュニケーション能力を身につけられる。2年次は人体の組織と生理を理解し基礎医学の領域を学ぶ期間で、基礎医科学の分野では、人体の構造(組織学)と機能(解剖学、生理学)、微生物学、生化学、病理学、薬理学など病気の診断と治療を行う上で重要な基礎医学を学ぶが、例えば後期に行われる組織学実習では、上皮や筋、神経、各臓器や器官といったからだの組織について顕微鏡を用いて観察。細胞組織をスケッチしながら、それらの特徴的な構造と機能について理解していく。  3年次は人間の病気と障害への理解を深め基礎医学から臨床医学へと進む期間。地域医療実習は地域医療の現場に赴き、医療活動に自ら触れ、感じて、考えるという過程を踏みながら、診療所の役割や在宅診療の現状、患者や看護師とのコミュニケーションを学び、将来、医師として地域の医療や保健を実践するために必要な知識と態度を、体験を通じて身につける。4年次は患者と病気を中心に据え多彩な実習で診断と治療を把握する期間で、後期に行われる治療系実習では、5年次に行う臨床実習に向けた基本的な治療手技を身につける。  5年次は昭和大学病院、藤が丘病院、横浜市北部病院で臨床実習が行われる。内科系・外科系・病理系・社会医学系の各科の指導教授のもと、患者と接しながら臨床医学のすべての分野を1年間かけて学ぶ。毎週土曜日には実習に即した臨床講義・総合講義も行われる。6年次は附属病院の各科をはじめ国内外の他大学や医療機関など希望する先でクリニカル・クラークシップ形式(診療参加型臨床実習)の選択実習を行う。その後、夏休み明けから10月まで集中講義によって臨床医学・社会医学の総まとめを行う。

全国医歯薬大学一覧

全国の国公立大医・歯・薬大学の特徴をご覧頂けます。

  • 医学部 medical school
  • 歯学部 dental school
  • 薬学部 pharmacy school