医系大への羅針盤 医歯薬進学

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東邦大学

〒143-8540 大田区大森西5-21-16

概要

大正14年創設の帝国女子医学専門学校が前身。以来、自由な学風の下、建学の精神である「自然・生命・人間」を礎に、優れた先進医療を牽引する教育・研究・診療の実践とこれら3つの面でバランスの取れた優秀な人材の育成を使命としている。教育の目標として「豊かな知性と深い医の倫理観に基づいた全人的医療が行える、人間愛に満ちたより良き臨床医の育成」を掲げ、早くから一般教育・基礎医学・臨床医学を有機的に連携させた6年間一貫教育を導入。6年間を通じて人間性教育コースを設定し、知識と技能はもとより、人間的な温かさと協調性と倫理観を携えた医師の育成に努めている。課題探求能力および問題解決能力の向上には少人数教育を積極的に取り入れ、1年次から4年次にチュートリアル教育やチーム基盤学習を実施。自主性の涵養、探究心の啓発、研究マインドの醸成に先端医科学演習(研究室配属)を必修選択で課している。医療に携わる者は、卒後も最新の医学知識を取り入れるために学び続けることが必要で、その学習方法・手段・姿勢を身につけるために導入されているのがチュートリアル教育。これは少人数グループで課題に取り組む学習法で、自分たちで学習課題を提起して、調査、検討、議論を通して解決していくが、教員は知識を与えるのではなく、チューターとして学習の方向性を見定め、課題解決に向かって学生をサポートする。医学部ではチュートリアル方式の科目は1~4年次まで設定されており、生涯学習の基盤となる問題発見解決能力がスムーズに養われる。また、医学部では自分から学習に取り組む姿勢を養うため、自主学習を促進する体制を整えている。1時限を通常の90分から70分に短縮し、学生が自主的に学べるフレキシブル・タイムが設けられている。医療現場において患者の立場に立った、”正しい判断”ができる医師を育成するため、医学科では1~5年次に全人的医療人教育というユニークな科目を設置している。現在の医学・医療教育においては早期からの臨床体験が重要視されているが、医学部では大森、大橋、佐倉の付属3病院との連携によって充実した臨床実習が可能になっている。付属病院・関連病院とのネットワークを生かし、先端医療や地域医療など幅広い内容の研修を体験することができるのも特色である。

教育の特色

教育目標は、医学を通じて人類の福祉に貢献するために豊かな知性と深い医の倫理観に基づいた全人的医療が行える人間愛に満ちた「良き臨床医」の育成。良き臨床医を育てるためには何が必要であるか、そんな自問を繰り返しながら常にカリキュラムを見直しており、いち早く6年間一貫教育を取り入れた。特に一般教養教育・基礎医学・臨床医学を有機的に連携させたカリキュラム編成と、可能な限り少人数による問題解決型の学習スタイルを特徴としている。  カリキュラムは、一般教育→基礎医学→臨床医学へと漸進的に組まれており、こうした相互に連繋する統合されたカリキュラムによって、早い時期から医学教育の特殊性を体験できるよう配慮されている。医学教育は高度の職業教育に相当するもので、すでに医師になるという選択を行って入学した学生に対して、医学部はその目的を達成させる重責を持っている。したがって、そのモチベーションを尊重するためにも、当初から一貫した教育が必要であり、低学年においても目的意識を失わずに入りくんだ医学知識を吸収することが重要となってくる。さらに、医学部の特徴であるロング・スクーリングの乗り越えを配慮して、学年制の評価が実施されている。  卒後教育としては、伝統ある大学院制度と、設備の充実した3つの付属病院で研修医の受け入れを行っている。その進路は臨床志向のみにとどまらず、基礎医学部門の研究などにも広く門戸が開かれており、卒後の研究選択には大きな魅力がある。“より良き臨床医”となるために学ばなければいけない勉強内容は、生命科学の進歩とともに増えている。  また、全人的な成長も大切で、そのために医学専門科目以外にも幅広くバランス良く学べるように、低学年次と中心として選択科目や医学教育準備科目をカリキュラムに組んでいる。社会奉仕・諸施設の見学や実習・家庭医訪問・患者エスコートなど“より良き臨床医”になるという目的意識を持続・喚起させて学習のモチベーションを高めていくための体験学習も定期的に取り入れている。

全国医歯薬大学一覧

全国の国公立大医・歯・薬大学の特徴をご覧頂けます。

  • 医学部 medical school
  • 歯学部 dental school
  • 薬学部 pharmacy school