医系大への羅針盤 医歯薬進学

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東京大学

〒113-0033 文京区本郷7-3-1

概要

薬学は、医薬の創製からその適正使用までを目標とし、生命に関する物質およびその生体との相互作用を対象とする学問体系であり、有機化学、物理科学、生物化学を基軸に、境界領域を含む広範な研究分野から構成されている。薬学部における教育の中心は、薬学者としての幅広い知識と考え方を身につけ、どの領域の専門家に将来なってゆくべきかを見極めるための講義と実習で、カリキュラムは有機化学的なディシプリンを学び、物理化学的なアプローチの仕方を身につけ、生物現象を分子レベルで捉え、生体機能を解析する方法を学ぶことができるように効率的にデザインされている。2学科があるが、4年次に教室に配属されるときに学科を選択する。  薬学科(4年制)は伝統的に力を入れている薬の研究者養成に重点をおき、創薬科学や基礎生命科学分野で高い能力を持った研究者を養成。薬学科(6年制)は高度で実践的な医療薬学の知識と技術を身につけ、指導的な役割を果たせる問題解決型の薬剤師の養成をめざしている。

教育の特色

4年制の薬科学科(定員72人程度)と6年制の薬学科(定員8人程度)がおかれている。東大薬学部は伝統的に薬の研究者養成に重点をおいており、薬剤師養成に特化した大学がふえるなかで、東大薬学部の役割はますます重要性を増している。薬学科では、指導的な役割を果たせる薬剤師の養成を目指すが、募集人員は総定員の1割程度にとどめる。薬科学科は伝統を受け継いで薬の研究者養成に重点をおき、創薬科学や基礎生命科学分野で高い能力を持った研究者の養成をめざしている。東大の薬学部は、医薬品(薬)という一番難易度の高い、かつ高い完成度の要求される物質科学と人間の健康(裏返しの意味としての疾患)という「生命活動の科学」の融合を探求する場としての役割を果たしてきた。つまり、薬が創られるまでの基礎研究に重点をおき、その専門家を養成するための教育に力を入れてきた。薬学部は講義も実習もカリキュラムは盛りだくさんで、医薬品に関わる経済問題、薬剤師や国民に対する適切な情報提供、薬学と経営学の視点をもったバイオベンチャーの人材育成にも力を入れている。

全国医歯薬大学一覧

全国の国公立大医・歯・薬大学の特徴をご覧頂けます。

  • 医学部 medical school
  • 歯学部 dental school
  • 薬学部 pharmacy school